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絵本太功記(えほんたいこうき) 
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江戸時代の読本の『絵本太閤記』などから戯曲化されたもの。明智光秀(武智光秀)の謀反から織田信長(尾田春長)が討死し、羽柴秀吉(真柴久吉)が光秀を討つまでの十三日間(六月一日から十三日)を一日一段として順序立てて十三段に分けて脚色している。
通称「太十」と呼ばれるのは十段目、「尼ヶ崎の段」である。尼ヶ崎に閑居する老母皐月のもとへ光秀の妻操が、嫁初菊を伴って見舞いに来る。光秀の一子十次郎も出陣の許しを得るために訪れ、初菊と祝言して出陣する。いっぽう武智方の勇将四天王但馬守に追われた久吉は、僧形となって宿を求めて来る。光秀は跡を追ってやって来て久吉(羽柴秀吉)を討とうとしたところ、誤って母を刺す。久吉と光秀は勝負を天王山で決しようと別れる。
最近は上演されるそのほとんどがこの段に限られ親しまれている。近松柳・近松湖水軒・近松千葉軒の合作で、寛政十一年(一七九九)七月、大阪豊竹座初演。
 
使用人形
絵本太功記の十次郎
絵本太功記の十次郎
絵本太功記の十次郎
絵本太功記の十次郎
絵本太功記の武知光秀
絵本太功記の武智光秀
絵本太功記の操
絵本太功記の操
絵本太功記の皐月
絵本太功記の皐月
 
 
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