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伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ) -御殿の段-
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仙台藩伊達家のお家騒動に取材したもの。 奥州の領主は吉原の傾城高尾に入れあげ、領国を顧みないため隠居を命じられ、幼君の鶴喜代が跡を継いだ。しかし、お家乗っ取りを企む一味があるところから、乳母の政岡は鶴喜代の食事の世話も自分の手で行っていた。
空腹を訴える鶴喜代と実の子の千松をなだめていたが、そこへ頼朝の使者として栄御前が菓子折りをもって現れる。鶴喜代が菓子を食べようとしていたとき、端から千松が菓子をとって食べてしまう。それには毒が仕込まれていたため千松は苦しみもがく、それを見た一味の八汐が露見を恐れ千松を刺し殺す。わが子が死んでも涙も見せない政岡。栄御前は、政岡が子どもを取り替えたと思い、自分たちの企みを打ち明けて帰る。しかし千松は政岡の実の子だった。千松は母の教えを守り主君のために命を投げ出したのだ。ひとりになった政岡は千松の遺骸を抱きしめ悲嘆にくれる。
 
使用人形
伽羅先代萩の千松
伽羅先代萩の千松
   
 
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