阿波人形浄瑠璃の世界 トップへ戻る
CONTENTS
歴史の段 人形師ぼ段 木偶人形の段 用語解説の段 ギャラリーの段 あらすじ&ムービーの段
団体・サークル紹介の段 浄瑠璃マップの段 浄瑠璃カレンダーの段  
あらすじ&ムービー
前のページへ戻る
生写朝顔日記(しょううつしあさがおにっき)
Media Playerでご覧ください。
五段続きの時代物。秋月家の娘深雪が恋人の宮城阿曽次郎を慕って家出し、盲目の門付芸人朝顔となり、恋人の残した歌をうたいながら流浪する哀話。もともとはお家騒動が背景になっているが、現在上演されるのは「宿屋の段」で二人の恋物語が中心。
京都で儒学を修めている宮城阿曽次郎は、宇治川へ蛍狩りに出かけ、そこで秋月弓之助の娘深雪と知り合い、ふたりは恋仲となる。が、阿曽次郎は伯父駒沢了庵の命により、大磯で廓遊びをする主君に諌言するため、すぐに出発しなければならなくなる。そののちこれでもとばかりにすれ違いが続くが、この「宿屋から大井川まで」では、役目を終えた阿曽次郎と島田の宿で出会いながら、目を泣き潰し盲目になっており、目の前にいるのが彼だとはわからない。阿曽次郎も相役の手前名乗らない。この後でそれと知った深雪は半狂乱になって後を追う。天保三(一八三二)年、竹本木々太夫座初演。
 
使用人形
生写朝顔話の川越人足
生写朝顔話の川越人足
   
 
ページ上部へ
お問い合わせサイトマップ
Copyright (C) 2006 阿波人形浄瑠璃の世界 All Rights Reserved.